私は以前、自分の肌を見るたびにため息ばかりついていました。特に学生時代からのニキビ跡が顔全体に広がり、毛穴の開きも目立っていたため、常に厚いメイクで隠す毎日でした。友人との写真撮影も億劫で、下を向いていることが多かったのを覚えています。そんな私が、ある日思い切って美容クリニックの門を叩き、フラクショナルレーザーのカウンセリングを受けることにしました。インターネットで色々と調べていた中で、フラクショナルレーザーがニキビ跡や毛穴の改善に効果的だと知り、これが最後の望みだと思ったのです。カウンセリングでは、私の肌の状態を丁寧に診てもらい、フラクショナルレーザーの仕組みや効果、リスクについて詳しく説明を受けました。痛みやダウンタイムについても正直に話してくださり、不安な気持ちが少し和らぎました。そして、いよいよ初めての施術の日。少し緊張していましたが、スタッフの方が優しく声をかけてくださり、リラックスして臨むことができました。まずは麻酔クリームを顔全体に塗布し、30分ほど待ちます。麻酔が効いてくると、顔がじんわりと痺れるような感覚になりました。その後、いよいよレーザー照射です。レーザーの機械音が響き、顔に細かな熱を感じました。痛みは「チクチク」というよりは「パチパチ」と弾かれるような感覚で、我慢できないほどではありませんでした。特に痛みを感じやすかったのは、骨に近い部分や皮膚の薄い部分でしたが、看護師さんが「大丈夫ですか?」と常に声をかけてくださったので、安心して施術を受けることができました。施術時間は顔全体で15分ほどだったと思います。施術直後の肌は、全体的に赤くなり、熱を持っているような感覚でした。鏡を見ると、まるで日焼けした後のように真っ赤になっていて、少し驚きましたが、説明を受けていた通りの反応だったので、落ち着いて過ごすことができました。クリニックでは、冷却パックで肌を冷やしてもらい、炎症を抑える軟膏を塗ってもらいました。帰宅後も赤みは続きましたが、痛みはほとんどなく、翌日には赤みが少し引いて、小さな点状のかさぶたができてきました。これは「マイクロクラスト」と呼ばれるもので、古い皮膚が剥がれて新しい皮膚が再生している証拠だそうです。施術から3~5日ほどで、マイクロクラストが自然と剥がれ落ち始めました。