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医療レーザー脱毛後の正しいアフターケア完全版
医療レーザー脱毛の施術が無事に終わったからといって、安心してはいけません。脱毛の成功は、クリニックでの施術と、自宅での正しいアフターケアが両輪となって初めて達成されるものです。高出力のレーザーを照射した後の肌は、見た目には分からなくても、熱によってダメージを受け、非常にデリケートで乾燥しやすい状態になっています。この施術後のゴールデンタイムとも言える時期のケアを怠ると、赤みや色素沈着、毛嚢炎といった肌トラブルを引き起こす原因となり、せっかくの脱毛効果を損ないかねません。正しい知識を身につけ、施術後の肌を優しく労ってあげましょう。まず、施術直後から最も徹底すべきケアが「冷却」と「保湿」です。照射後の肌は、軽い日焼けをした後のように熱を帯び、ヒリヒリとした感覚が続くことがあります。この皮膚内部の炎症を速やかに鎮めるために、施術当日は、清潔なタオルで包んだ保冷剤などを優しく当てて、肌をクールダウンさせてあげましょう。ただし、冷やしすぎはかえって肌への刺激になるため、1回10分程度を目安に、熱感が引くまで数回繰り返すのが効果的です。そして、熱によって水分が奪われ、極度に乾燥しやすくなっている肌には、徹底した保湿が必要です。肌のバリア機能が低下しているため、アルコール成分や美白成分、香料など、刺激の強い成分が含まれていない、敏感肌用の化粧水やジェルでたっぷりと水分を補給してください。その後、セラミドなどが配合された乳液やクリームでその潤いが逃げないように、しっかりと蓋をしてあげましょう。この保湿ケアは、施術当日だけでなく、肌の状態が完全に落ち着くまでの最低でも1週間は、毎日欠かさず行うことが重要です。次に、施術後の肌にとって最大の敵となるのが「紫外線」です。ダメージを受けて無防備な状態の肌に紫外線が当たることは、炎症を悪化させたり、シミの原因となる炎症後色素沈着を引き起こしたりするリスクを著しく高めます。外出する際は、季節や天候にかかわらず、必ず日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。SPF30、PA+++以上の低刺激性のものを選び、汗をかいたらこまめに塗り直すことが大切です。また、施術当日の過ごし方にも注意が必要です。飲酒や激しい運動、サウナ、長時間の入浴など、体温を上昇させ血行を促進する行為は、肌の赤みやかゆみを増強させる原因となるため、避けるべきです。