保育園の運動会の思い出
保育園の時の今でも忘れられない嬉しかった思い出です。その保育士を大和高田で採用するといえば保育園の頃の私は運動会本番でも親が見に来ていると運動会の最中とは思えない行動に出てしまう子でした。それは自分が運動会で走っている最中でも応援席に自分の親を見つけると手を振って笑いかけてしまうというものです。今思うと微笑ましいことですが、これが順番を決めるリレーの時でも全く同じだったので他の子や保護者からはけっこうなブイーング状態で。私自身はそれに気がつかず、気がついたのは自分の親と保育園の先生でした。あんなに話題の保育園が奈良では珍して先生は内心毎回「これではまずい」と感じていたらしく、翌年の運動会から何と比較的若くて身が軽そうな保母さんが私と一緒に走ってくれる事態に。これはもちろん私だけで、保母さんは私の手を引いて走ってくれました。私の利き手である右手を繋いでくれていたのは、私が親に手を振ってしまうというのを分かっていたからだと思います。保母さんのおかげで私はいつものように運動会を脱線することなく、よそ見はしたものの他の子と同様なくらいの速さで走りきることができたのです。私は他の子がしない問題行為をしていたにもかかわらず、特別に保母さんが一緒に走ってくれるという特典的なものを感じられて嬉しかったことを覚えています(笑)。結局これは保育園を卒業するまで続きました。